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メッセージ

島根県松江市で1967年9⽉に⽗、林瑞富によって創業された桃仙閣。
歴史を歩みながら、50年以上の歳⽉を積み重ねてきました。
不器⽤でありながらも、⽗のお客様をお⾒送りする姿、
宴席の終わったあとの個室を回り、テーブルの皿の上を⾒てその宴席を想像する姿、
夜中、料理書を片手にお酒を飲む姿を
⼩さい頃から⾒てきた私は そこで料理と向き合うということやお客様商売の基本を学びました。
それは、ただただお客様の満⾜を⾒つめ、学び、反省し、
肩の⼒を抜き、地道に当たり前のことを当たり前にやり続けること。
そして日々変化すること。
それこそが永く求められる中華屋さんの形なのではと学ばせてもらいました。
島根県の桃仙閣はもちろん僕にとって⼤好きなお店です。
ちょっと⼀品⼆品の注⽂でも、⼦供と⾏っても、友⼈と⾏っても、⼤事な⼈と特別な会⾷でもすぐに⾏けて⼼地の良いお店。
近くにあって嬉しいお店。そんなお店を東京に。
当たり前に当たり前を重ねた安⼼できる料理と それに⾒合った丁度よいワイン
さりげなく上質な⽂化感じる空間 柔らかなサービスを感じていただけるような 中華屋さんにできたらと思っております。
私どもならではの「普通の中華屋さん」の居⼼地を感じていただけたら幸いです。

店主 林亮治

島根県松江市竪町 1985年頃の桃仙閣